ダイエットで痩せても体重が戻るように体は機能する(リバウンドは必然)

セットポイントによって決められているその人固有の目標体重は、摂食量を増減した場合にも変化しないことがわかっています。

したがって、ダイエットによって一時的に減量に成功したとしても、もとの体重に戻ってしまうのです。このロックフェラー大学の実験結果をわかりやすく説明すると、次のようになります。

たとえば、ここに2人の人がいるとしましょう。彼らは、体脂肪率など体の構成内容がまったく同じであると仮定します。2人とも体重は60キログラム。しかし、2人には大きな相違があります。

1人は、その60キログラムが通常の体重であり、それを維持するのに何の努力も要しないです。一方、もう1人は、もともとの体重が90キログラムであり、食事制限や運動習慣などの努力によって60キログラムを維持しようとしています。

ここで2人に同じ仕事量を与えます。すると、2人のうち、ダイエットして60キログラムを維持している後者は、前者に比べ、同じ仕事をこなすのに15%少ないカロリーしか必要としないことがわかったのです。

この2人は、体脂肪率など身体の構成が同じであり、体重も同じです。それにもかかわらず、後者では、酸素消費量とエネルギー所要量が少なくてすむことになります。つまり、減量に努力している後者では、減量した体に代謝機能が適応しているようなのです。

森部昌広の足やせダイエット法【天使の美脚塾】

まず、ダイエットで体重を減少させると、体はエネルギーを節約しはじめます。代謝活動が低下し、筋肉が効率よく動くようになり、より少ないカロリーで同じ仕事量をこなそうと適応します。

これは、ダイエットによる減量が非常に困難であることを示しています。もともと90キロあった人が60キロに減量したとき、その人の体は、代謝機能を低下させてまでも、もとの体重に戻ろうと必死になるのです。

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