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私たちの体は、体内を循環する血液によって酸素と栄養分が細胞に運ばれていく仕組みになっています。しかし眼の表面にある角膜には血管が存在しないのです。

透明でなければならない角膜に血管があったら、視界をさえぎってしまうからです。しかし、角膜も人体の他の組織と同じように細胞で形成されているのですから、酸素と栄養分の補給は不可欠です。

そこで血液の代わりを果たすのが涙で、涙は角膜に大切な栄養分を運ぶ視力回復の役割を果たしているのです。

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そしてこの涙は、本来の役割を果たすと、涙点と呼ばれる小さな穴から「涙嚢」というストック用の袋にためられ、涙腺道という専用道路を通って鼻や喉に排出されていきます。

涙は単なる水ではありません。分泌された涙は三層構造になって眼をおおっています。いちばん内側の眼球(角膜)に接し、眼の表面と直接触れ合う部分が、糖やたんぱく質などを含む「ムチン層」、真ん中の部分が涙の主成分である水分からなる「水層」、いちばん外側が油分を含む「油層」という三層で構成されています。

ただ、涙が眼から流れ落ちる場合は、ムチン層だけが眼の表面に残り、水層と油層が交じり合った形になっています。

いちばん内側のムチン層は、涙を眼の表面に付着しやすくすると同時に、眼に栄養分を補給する働きを担っています。真ん中の水屑は、たえず眼に水分を補給する役割を持ち、眼が乾かないようにする役割を受け持っています。そして外側の油層は大気に直接触れる部分でりが、水分が蒸発しにくいように油分が含まれているのです。

じつは、この三層の働きすべてが正常でないと、涙の四つの役割を十分に果たすことができず、ドライアイの症状を起こします。

いちばん内側のムチン層は「ゴブレット細胞」が作り出すのですが、この細胞が傷つくと、涙そのものは分泌されても眼球全体をおおうことができなくなってしまいます。

真ん中の水層は涙腺からつくり出されますが、水層の量が減ってしまうと、涙は十分な働きを果たすことができなくなります。

そして外側の油層は、まつげの上にある「マイボーム腺」から産出されますが、「眼瞼炎」といってまぶたが炎症を起こすと、この油層をきちんと形成することができなくなります。