不妊治療の旅の最近のブログ記事

不妊症 治療で困っているのならば、周期療法も試してみると良いでしょうね。

一般には、「内膜の日付診断」という形での判定が行われます。「排卵後△日目には○○のような変化をしているべきだ」という基準をもとに不妊症診断するそうです。

この基準を決めた学説は、ハーバード大の婦人科から提案されたものですが、当時は排卵期の判定が今ほど明確でなかったにもかかわらず、日付は月経周期を28日型として計算され、妊娠 周期で内膜の発育が2日以上遅れているときを異常としているところに、疑問が残ったようです。

検査センターの組織学者が「日付診断」し、その返書を担当医が読むだけのことが多いようですが、本来なら担当医が標本を診て、組織のホルモンに対する反応度を観察するのが、望ましい治療のあり方のようです。

リズム避妊法では精子の受精能力維持期間を三日間としていますが、これは間違いです。

精子は卵管内貯蔵所で10日間受精能力を維持するので、リズム法による避妊では、不妊期(安全期)に性交した精子が受精する可能性があります。

これらの精子は老化が進んでいるので受精してもほとんどが異常胚となり、オカルト妊娠で終わります。

これについては、「危険期以外の子宮顛管は粘性の高い粘液によって塞がっており、顛管自身も筋肉が収縮して固く閉じているから、精子は侵入できないのではないか?」という疑問を抱くかもしれません。

排卵期以外の顕管は細菌の侵入を防ぐため、粘液栓で固く塞がっており、精子が侵入できるような状態ではないです。ところが、ルーベンスタインらが腔に精液を注入してその後の精子の侵入状況を調べたところ、月経周期のどの時期でも精子は類管を通過して子宮や卵管に侵入したのです。

排卵期以外の類管粘液への精子侵入は、排卵期ほど容易ではないとしても、受精条件を満たすくらいの数の精子は進入するようです。


事実、リズム法で避妊している女性が、不妊期に性交して妊娠したという例は珍しくないです。しかも、そのような妊娠では流産率が高いとか、知的障害の子が生まれやすい、という調査報告が1960年代以降いくつか発表されています。

ゲレロ教授らの報告でも、流産女性を含めた965人の妊娠女性のうち、合計142人(14.7%)は排卵九日前から五日前までの不妊期とされる時期に性交して妊娠しています。

そして、この時期に妊娠した女性では16人(11.6%)が流産し、流産率が高かったのです。九人(一人流産)は排卵の九日前に性交して妊娠しました。